東日本大震災

 平成23年3月11日 午後2時46分三陸沖震源マグニチュード9.0の巨大地震が発生。東日本沿岸を巨大津波が襲い
 特に岩手・宮城・福島の各県に甚大な被害を及ぼしました。

 唐丹町を襲った津波の第一波は午後3時15分でした。巨大津波は本郷・小白浜・片岸に建設された高さ12bの防潮
 堤をいとも簡単に越えてしまいました。この防潮堤は昭和8年の津波を防御できるものとされていました。

 巨大地震が収まるやいなや海面は異常を示していました。唐丹湾に面している花露辺・本郷・小白浜・片岸・荒川・大
 石の各地区は津波が襲い大被害を蒙りましたが、町内で亡くなった人は11人と他地区に比べると犠牲者は余り出ま
 せんでした。
 
 特筆すべきは、巨大津波は片岸の国道45号線を越え、更に南三陸鉄道唐丹町駅や鉄橋をも越えたことでした。
 果たして、今回の津波は千年に一度の津波で想定外などと済ましていいものだろうか。それだと話はそこで止まって
 しまうのではないか。

 私たちは大きな犠牲を払い、色々と学習したし、色々な教訓を得たはずだ。このことを私たちは後世の人達に伝え続け
 ていかなければならない。


               
               3/11 15時23分 小白浜津波襲来(写真提供 佐々木孝氏)

               
              3/11  15時26分 小白浜防波堤灯台(写真提供 佐々木孝氏)

              
              3/11 16時15分 小白浜漁港引き波(写真提供 佐々木孝氏) 

                      ケータイ写メ写真集

                            小白浜津浪襲来(写真提供 岩崎信仁氏)

                           堂内外の被災

                            合同葬儀

                            修 復 工 事 

                            復興に向かって 
   
                            唐丹復興運動会 幼・小・中学校合同・町民参加