平成16年

  3/31     唐丹地区元気回復夢倶楽部公開討論会   
              唐丹地区健康づくりサポート事業モデル活動
   
         唐丹公民館において「唐丹地区元気回復夢倶楽部」の最終公開講座が開催された。
         岩手医科大学第二内科医学博士・鎌田弘之先生の「高齢化を笑って生き抜くためには」と題して
         基調講演があり、「デジタル時代において、デジタルだけでの繋がりでは物足りなく、人と人との繋
         がりが大事になってくる。人生の目的は色々あって良い、目的を持って充実した人生を送る」と話
         された。

         公開討論会は鎌田弘之先生がコーディネーターに、この1年講座の講師を務めた釜石医師会始め
         各会の講師がパネリストとして討論会が行われ、また出席者との質疑応答もあり、充実した最終
         講座となった。住民70名の出席。

         主催 釜石市・釜石教育委員会・釜石医師会 
         協力 唐丹すぽこんクラブ実行委員会 釜石歯科医師会 釜石薬剤師会 釜石栄養士会 
             医療法人楽山会 新日鐵健康保険組合釜石支部健康センター 釜石体育指導委員協議会

             
                討論会を真剣に聞き入る出席者      


平成15年 

 12/10     唐丹地区元気回復夢倶楽部開催

        12月10日唐丹公民館に於いて「唐丹地区元気回復夢倶楽部」が開催されました。
        釜石市では、唐丹地区民を対象に、健康で活き活きした生活の実現のために、健康
        づくりサポート事業の構築を目指して様々な健康事業を開催。

        その一環として、釜石歯科医師会の協力で沼崎歯科医院院長沼崎琢也さんを講師に
        「歯科公衆衛生予防講演会」が開かれ、「かむことの大切さ」を分かりやすく解説され
        ていました。


       ◎ 競技スポーツ指導者研修会開催される
  

        11月16日平田公園野球場で釜石市体育指導員協議会主催、唐丹すぽこん共催
        による野球指導者研修会が開催されました。

        当日はあいにくの雨で内野フィールドは使えませんでしたが、外野芝を使用して、
        市内スポーツ少年団員、中学生96名とその指導者43名の参加で行われました。

        講師は岩手県野球協会強化対策委員会 委員長 高橋透氏、同副委員長 石川
        富喜蔵治氏ほか委員1名と第30回東北総体野球競技、成年野部オール岩手監督
        上平勉氏ほか選手8名を加え12名の先生方でした。

        いずれもプレーヤーとしても指導者としても素晴らしい人達でした。9時から12時半
        までという短い時間でしたが、ランニング・キャッチボール・ピッチング・ティバッティン
        グの基本をしっかりと指導していただきました。

        特に一番の基本であるキャッチボールには1時間位をかけて障害を防ぐ為、正しい
        フォームで投げれるようにと何回も何回もチエックしていただきました。

        参加した選手、指導者は講師の先生のアドバイスに熱心に耳を集中させ、大変参
        考になったと大満足の研修会となり、是非来年も開催してほしいと要望されました。


      ◎ 葛西昌丕ってどんな人、星座石とは?

        「唐丹の歴史を語る会」の第2回定例会が10月13日に開催され、唐丹出身の天
        文学者「葛西昌丕」に迫ってみました。元東北大学院教授「田村眞一」氏(釜石出
        身)を講師に招き、その人物像・星座石・測量碑の意義などについて学びました。

        当日はあいにくの雨、午前中に予定していた葛西昌丕の別荘とされる「寄岩亭」跡
        地の探究は出来ませんでしたが、その時間に盛岩寺への本郷の有志が集まり、田
        村先生と葛西昌丕の情報交換をしました。

        午後からは唐丹公民館で田村先生の講演を聞き、あらためて葛西昌丕の偉大な
        功績と新事実等発見することが出来ました。


      
◎ 唐丹地区元気回復夢倶楽部

        唐丹地区の健康づくりサポート事業として、釜石市、釜石市教育委員会が主催し、
        釜石医師会、歯科医師会、薬剤師会、栄養士会沿岸支部、医療法人楽山会、新
        日鉄健康センター、体育指導員協議会、唐丹すぽこんクラブ実行委員会等の協力
        により、市民の健康で生き生きした生活の実現のために健康づくりの三要素と言
        われる「栄養・休養・運動」のうちの運動を主軸として「健康づくりサポートシステム」
        構築を目指す事業です。

        9月から来年3月まで唐丹をモデル地区として唐丹在住の高齢者夫婦10組20名
        をモニターとしてスタートしました。
   
        その事業モニターに対し運動、医療や福祉栄養面等の各種分野から洋々な健康
        づくりサポート事業を提供し、モニターの健康改善を図りながら市民の健康づくりに
        関する意識の向上により、釜石市において増大一途となる医療費や介護給付金
        の削減を目指すモデル事業です。

        ※ 10月現在7組の夫婦14名※ がモニターとして参加しています。
        ※ 9月24日にそれぞれ個人の体力測定を実施して個人プログラムを作成、個別
          説明会を終了しました。
        ※ 10月29日第1回目の集団指※ 導を実施、これから来年3月目まで10回開催
          します。
        ※ モニターは自宅に医療通信機器「※ うらら」※ を設置して運動療法や栄養改
          善等による効果を検診データーから解析するメディカルチェックを行っています。
        ※ モニター対象者の事業以外も全町民を対象にして釜石医師会や県内医療関係
          者を講師に招きシンポジュウム形式での「※ 健康づくり講演会」も開催します。

        第1回目は12月10日(水)唐丹公民館にて、歯科医師会の協力により「 高齢者
        の歯の健康」 について開催する予定です。


       ◎ 第2回町民五葉登山を実施

         
9月6日(土)朝方までの雨、決定か中止か小学校6学年PTAの方は中止となり
         ましたが大人は元気×2、雨にも負けず決行です。最高令は77歳、花呂辺の佐
         々木カツエさんをはじめ、12名が元気に山頂に到着しました。

         あいにくの霧で雄大なパノラマは見る事は出来ませんでしたが、釜石山岳協会
         員の親切なガイドもあり楽しい登山会となりました。 


       ◎ 卓球スポーツ少年団全国大会報告

         8月11日〜13日まで東京武道館において第21回全国ホープス卓球大会が開
         かれました。

         6月の県予選を勝ち抜いた唐丹すぽこん卓球クラブのメンバーは女子団体選手
         として、尾形なつきさん(唐丹小6年)尾形春奈さん(同)遠野汐さん(同)3人が
         男子団体選手として盛岡中野クラブメンバーに入り応援出場した大向悠太君
         (同)でした。

         夏休み期間中なので、家族、クラブの仲間たちがマイクロバスで応援ツアーを
         組んで大挙乗り込みました。残念ながら勝つことは出来ませんでしたが、全国
         のレベルを体験出来た事が今後のプレーに生きて来ると思います。
         がんばれ!卓球スポ少!!


       ◎ 第3回大石ふれあいグランドゴルフ大会!!

         7月20日の海の記念日、第3回大石ふれあいグランドゴルフ大会が開催され
         ました。
         当日はあいにくの雨のため、グランドゴルフは中止となり林業センターでニュー
         スポーツ(輪投げ・キャッチンザスティック等)を楽しみました。

         町内会総出で熱気あふれんばかり好プレー、珍プレーに大きな拍手と笑い声で
         一杯でした。
         その後は恒例の大懇親会、大東町秀麗会(元大石小学校菊池校長の仲間)の
         メンバーも駆けつけ、海鮮バーベキューに大満足。雨にも負けずの大宴会でした。

       ◎ 唐丹野球スポーツ少年団県大会で初優勝

         第21回岩手県三陸海岸学童少年野球大会が7月26日から29日までの4日間、
         釜石市平田公園野球場を主会場として開催されました。
 
         地区予選を勝ち釜石市代表として出場した、唐丹野球スポーツ少年団は2回戦
         から出場し二戸市代表の堀野ボーイズスポーツ少年団を6−1で撃破。準々決勝
         は、下閉伊東部代表の田老リトルブと対戦し、接戦となり苦しい試合でしたが、よ
         く守り抜き5−4で勝ち、最終日の準決勝へ進出しました。

         準決勝は西磐井郡代表の桶津スポーツ少年団と対戦、中学生かと思うような大
         型左腕投手に対し初回から積極的に攻撃し、2点先取、2回ウラに1点を返されま
         したが3回・4回・6回に1点づつ追加。投げてはキャプテンの佐々木康佑君(6年)
         が奪三振5、無四球,安打3、失点1の76球で見事完投、5−1の完勝で野球の
         県大会では、唐丹町で始めての決勝戦進出を果たしました。

         午後からの決勝戦では、小学校教職員を含め町内からの大応援で、三塁側スタ
         ンドはもちろん、バックネット裏まで「唐丹、唐丹」の大声援の中で、久慈市代表
         の久慈湊オリオンズとの対戦でした。

         決勝戦のプレッシャーから初回にエラーが続出し2点を先攻されてしまい苦しい展
         開です。しかし、2回ウラ反撃です。打者一巡の猛攻で一挙6点を奪い逆転。
  
         その後,先発後川投手(6年)が2点を追加されましたが、リリーフした佐々木康
         佑投手が後続をピシャリと抑え6-4で見事優勝!!子供達の堂々とした戦いに
         町中が盛り上がり涙と感動の熱い熱い夏でした。ありがとう!!
       
         決勝戦のスコアと表彰選手(唐丹関係)は以下の通りです。
                           1  2  3  4  5  6  7  計
          久慈湊オリオンズ      2  0  0  0  0  2  0  4
          唐丹野球スポーツ少年団  0  6  0  0  0  0  ×  6

           ◎ 最優秀選手賞   佐々木 康佑選手
           ◎ 打撃賞       小池 正倫選手
           ◎ 優秀監督賞    下村 恵寿監督
           
       ◎ 唐丹すぽこんジュニア大健闘(ビーチボールフェスティバル)

         7月27日釜石市民体育館で釜石ビーチボールフェステェバルが開催され、唐丹
         すぽこんから唐丹レディースA.Bとジュニアの3チームがしない強豪チームと対
         戦しました。
    
         中学生男子仲良し6人組のジュニアチームが大人に交じって大健闘し入賞する
         ことは出来ませんでしたが、特別賞「がんばったで賞」を頂きました。全力プレー
         に大拍手です。
       
     ◎ 遊びリテーションの会


         今年から唐丹公民館、唐丹生活学校、すぽこん等の共催でスタートした町内在
         住の在宅療養者に対しての閉じこもり予防と生きがい対策として、ニュースポー
         ツや音楽を通しみんなで集まりリハビリテーションを兼ね遊びませんか。

         唐丹地区遊びリテーションの会が大変盛り上がっています。4月はお花見、5月
         はグランドゴルフ、6月にはミュージックベル等月1回だけの集まりですが、みん
         な笑顔で参加してくれます。特に9月27日に開催された、唐丹公民館まつりで
         は、3回にわたり練習したミュージックベルの演奏をしました。

         揃いのユニホームで「憧れのハワイ航路」を全員で合唱、そして「ドレミの歌」「虫
         の声」「ふるさと」の3曲を披露し集まった皆さんから大きな拍手を頂きました。

         演奏が終わっての笑顔が若々しくとっても素晴らしい!最高でしたよ。
         また、共同作品のちぎり絵、市の花「はまゆり」もとってもきれいでした。

         10月には、大石海岸へ遠足に行き、輪投げゲームを楽しみ、昼食はさんまとカ
         キのバーべキューに舌鼓、おいしかったです。最高の味でした。
         町内会長の熊林さん、カキを提供してくれた橋本さん、本当にありがとうござい
         ました。


7/13        第1回なぎなた教室

         地域シンボルスポーツ事業として第1回なぎなた教室が7月12日13日の両日、
         唐丹小学校体育館で小・中学生が対象として開催されました。
         
         初心者向けのなぎなた教室として、岩手県なぎなた連盟理事長佐藤静子先生
         が直接指導されました。当地での開催は初めてであり、珍しいことも在って、見
         学していた保護者も参加していました。

         釜石商業高等学校なぎなた部の28人の生徒が軽快な音楽に合わせた演舞
         「リズムなぎなた」を披露して、参加者から盛大な拍手がありました。

         指導の西村秀子先生(岩手県高等学校体育連盟なぎなた専門部委員長)のお
         話によると、「リズム感が良くすぐ覚えてしまうのは現代っ子なのでしょう」と話さ
         れていました。
         
         ケーブルテレビ三陸ブロードネット株式会社も取材に来ていました。12日13日の両
         日で160名以上の参加者がありました。