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      *庚韻 仄起り          *禅門の詩偈作法はこちらで

鮮紅 鮮やかな花 春光 春の景色 華容 美人の姿
芳菲 花が匂う 緩緩 のたりのたり 千紅 花盛り
淡彩 うすずみ色 緑酒 特級酒 乱舞 乱れ舞う
遠近 あっちこっち 閑庭 静かな庭 紅霞 春の霞
春遊 春に遊ぶ 春容 春の景色 恨雨 雨を恨む
落照 夕日 水暖 水ぬるむ 悠悠 のんびりとした
花光 美しい花 陽和 春のこと 疎鐘 間をおいた鐘の音
紅楼 飲み屋 芳心 花の心 春陰 春の曇り空
烟霞 春がすみ 依依 遠くぼんやり 微風 そよ風
春風 春の風 暖日 春日和 尽日 朝から夜まで
宴楽 酒盛り 古寺 古い寺 尋花 花見に
留樽 樽を押さえ 一望 遠く見渡す 遠眺 見晴らし
萬里 見渡す限り 百里 彼方まで 爛漫 咲き乱れる
碧水 春の水 美境 景勝地
繞花行 花をめぐりて行く 好風迎 心地よい風を迎える
百花明 花いっぱい咲いている 酒旗軽 酒屋の旗が翻って
暮烟平 夕餉の煙たなびく 得意鳴 美声で鳴いている
蝶影軽 ふわふわと飛んで 萬里晴 遙か彼方まで好天
慰客情 旅人を慰める 稀鳥聲 鳥の声が少ない
又聴鴬 又鴬の鳴き声を聞く 一囀鴬 一鳴き
夜幾更 夜も更けが今幾時ぞ 草木萌 春のきざし
返照明 夕映え 憐芳意 花の心を哀れむ
春窓夢 窓辺にうたた寝して 花空落 花散るを空しく感じ
花如雪 花散るは雪のようだ 似相惜 ・・・を共に惜しむ